こんにちは、あんくるはなです。
今回は、
志村けんのコントに見る昭和の効果音事情
についてお話したいと思います。
この記事で解決する事。
- 70~80年代の効果音はどうしていたのか?
そうでない方も、参考になるかもしれないので、最後まで御一読くださいませ。
事の発端は、このニュースです。
志村けんと音楽はワンセット オナラの音源まで集めたこだわり もう見られない「名盤レコード」のような笑い(withnews) - Yahoo!ニュース
子供の頃から思ってたのですが、ドリフターズ・志村けんさんは効果音の使い方が抜群に上手いです!
しかし、昭和の時代は効果音を使う事が今よりも数倍大変だったと知ってましたか?。
今回はドリフターズと志村けんさんのコントに見る、昭和の効果音事情についてお話したいと思います。
70~80年代の効果音はどうやっていたのか?
ドリフターズ・志村けんさんの時代の効果音の録り方は、2つのパターンがあります。
以上です。順を追って説明しますね。
志村けんさんは効果音のレコードをフル活用してた
志村さん及びドリフターズが活躍してた頃は、サンプリングマシーン(以下サンプラー)なんて存在しませんでした。
正確には、80年代中期にはサンプラーは存在はしてた事はしてました。
しかし当時発売されたばかりの、サンプラー・フェアライトCMIは約1200万円!
とても高価な代物です。
ちなみに、フェアライトCMIの所有者にドリフターズの面々の名前はありませんでした。
なので、全員集合の効果音はレコードから録ってたはずです。
当時は効果音のみのレコードが沢山売られてた
今なら気に入った音源をサンプラーに取り込めば、パッドを押すだけで音が出ます。
しかし、当時はそんなものなかった!
音源は、当然レコード。
当時は大きいレコード屋(懐かしい響き!)には効果音のコーナーがありました。
その位、結構な量のリリースがあったのです。
今でこそレコードはスクラッチで、盤面キュコキュコさせるものって認識をされてます。
しかし、この当時はそんな事はご法度!
なので、レコードはカセットテープに録音するのが主流でした。
更に当時のカセットテープレコーダーは、カウンターが付いてました。
そのカウンターを記録しておけば、瞬時にその場にあった音源が出せますからね。
なので、カセットテープを使って音源を録音して流すのが主流でした。
あの「おならの音」も「チーン」もこうやって流してたと思うと大変だったんですね。
これが、ドリフターズの時代の効果音の録り方の一つ目の手法です。
では、続いて2つ目の手法です。
志村けんさんはターンテーブルの機能をフル活用してた
Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像
まずは、こちらの動画をご覧ください。
この動画の様に、志村けんさんはターンテーブルを絶妙に笑いに取り入れてました。
実際、このDJコントにしてもレコードを手動で回してるだけです。
手動で回すと言っても、昭和の時代にどこの家にもあった全自動のプレーヤーでは出来ません。
画像のような、手動式のターンテーブルを使うとこのDJコントは再現できます。
自分もDJに成りたての頃は、志村さんの真似してましたw
レコードは手動で回すと、音が面白いように変わります。
当時は、これをやるとよく親に殴られたものです。
しかし、それをコントのネタにするドリフターズ。
やっぱり、凄いと思います。
以上が、70~80年代の効果音事情です。
それでは、まとめです!
志村けんのコントに見る昭和の効果音事情・・・まとめ
- 効果音のレコードをフル活用する
- ターンテーブルの機能をフル活用する
今では、効果音の取り込み方もすっかり進化してます。
笑いの中に効果音だけでなく、映像で笑いを取る手法に進化しました。
効果音コントの進化系は、陣内智則さんが受け継いでますよね。
しかしドリフターズの時代は、テクニクスのアナログターンテーブルも発売されたばかり。
変化に柔軟に対応してたドリフターズと志村けんさんは、やっぱり凄いですね。
そして、志村けんさんの笑いは永遠に不滅ですね!
関連記事
最後に
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
為になったと思った方、はてなブックマーク、SNSで拡散してくれると嬉しいです。
特に、はてなブックマークが一番嬉しいです!
そして、よろしければ読者登録とこちらのバナーをクリックしてください。今後の励みになります。
⇩⇩⇩⇩⇩
https://ping.blogmura.com/xmlrpc/pe3kn367my12/
ブログランキング参加してます。よろしければこちらもクリックお願いします。
それでは、また次回。以上、あんくるはなでした。