

世間は朝活ブーム?
副業をする上で、現在「朝活」という言葉はすっかり当たり前のものになりました。
「朝の1時間が人生を変える」
なんて言葉もよく聞きますよね。
朝活を実践している人の中には、始業の5時間前(AM4時)から朝活をしている強者もいます。
確かに朝は、集中力が高いし脳もクリアな状態。
医学的にも、朝はコルチゾール(覚醒ホルモン)が自然に上がる。
だからこそ、この時間にKindle執筆やnote執筆を進めると、
「やりきった」という達成感が強くなってストレス軽減になるんです。
しかし!
朝活もやり方を間違えると、話は一変します。
むしろ血糖値を上げ、脂肪の蓄積を招くこともあります。
最悪の場合、脂肪肝や糖尿病リスクを高めるというデータまで存在します。
今回は、僕自身の体験を交えながら、
「いい朝活」と「悪い朝活」の違いについてお話しします。
ちなみにボクは、見事に“悪い朝活”にハマった一人でした。
心によい朝活は3つにわかれる
心にも良い朝活は、大まかに分けると3つのタイプがあります。
それは─
- 脳を整える
- 体を整える
- 創作活動。
それぞれに、はっきりとした効果があります。
よい朝活:脳を整える
「脳を整える=思考のリセット」と考えるとわかりやすいでしょう。
ToDOリストをつけたり、軽い読書をしたり。
特に朝の読書は、メンタルを整える効果が高いんです。
しかも、難しい本でなくてもいい。
漫画だってOK。
大事なのは、“静かな時間に自分と向き合うこと”なんです。
だから、ストレッチやヨガは最適なんですよ
よい朝活:身体を整える
一番わかりやすいのは朝の散歩です。
ボクも過去に朝活散歩に関する本を書きました。
しかし、朝散歩が面倒と思うあなたは靴を履くだけでもいいのです。
ゴミ捨ても効果的です。
最初のステップなんて小さいもので十分なんです(本にも書いてあります)
でも、時間がない日だってありますよね。
そんな日は、朝陽を浴びてベッドメイキングをするだけでも十分です。
それだけで呼吸が整い、空気が変わります。
何より大切なのは朝陽を浴びることです。それだけで、体のスイッチが自然に入りますよ。
よい朝活:創作活動
朝は、Kindleやnoteを書くのに最も適した時間帯です。
夜はどうしても疲れが勝ってしまい、集中が続きません。
でも朝は違います。
頭がクリアで、言葉が自然と溢れてくる。
構成を練るだけでも一気に進みます。
もし書けなくても大丈夫。
アイデアが浮かんだら、整理するだけでもOKです。
進まない日を責めない。構成を整えるだけでも、それは立派な前進です
以上が、心と体を整える「良い朝活」です。
でも、やり方を間違えると、心身を削る「悪い朝活」になるのです。
心が壊れる朝活3選
以上、これまで「心に良い朝活」を3つ紹介してきました。
反面、「心を壊す朝活」というのもあります。
心を壊す朝活も3つあります。
- 形だけの朝活
- 体内時計を狂わす朝活
- 義務感の強い朝活。
共通するのは、どれも強制的かつ習慣にもなっていないということです。
悪い朝活:形だけの朝活
「とりあえず早起きすれば偉い」

こんな、思い込みから始まるタイプです。
目的がないまま、とりあえず5時に起きただけで満足。
でも、そのあと何をしていいかわからない。
結局SNSを開いて他人の投稿を眺める。
あるいは、どうでもいいニュースを見て「情報を入れた気分」で終わってしまう。
SNSは眺めているだけで時間が溶けていきます。
特にTikTokは、次から次へとおすすめが流れてくるので、
無意識のうちに30分、1時間が消えてしまいます。
コーヒーを飲みながらTikTokを見る。
それは、単純に早く目覚めただけ。
しかも、何の得にもなっていません。
そして時計を見て慌てて出勤。
これが、形だけの朝活です。
悪い朝活:体内時計を狂わす朝活
「体内時計ってどういうこと?」

朝活を始めたはいいけど、寝る時間がバラバラ。
昨日は21時に寝たから、4時に起きれた。
しかし、今日は夜11時に寝たけど、朝4時に起きた。
確かに、朝4時には起きれたかもしれません。だけど、昼間は眠くなりますよね。
朝活を続けるなら、理想は夜10時就寝・朝5時起き。
でも、寝る時間が0時を過ぎていれば、
昼間には眠気が襲います。
そして、体内時計も狂い始めます。
体内時計が狂うと、脂肪肝や血糖異常のリスクが上がる。
「努力しているつもりで体を壊す」これが体内時計が狂う朝活の怖さです。
悪い朝活:義務感の強い朝活
はっきり言って、義務感の強い朝活というのは会社主導の朝活です。
別名、「シフト」とも言います。
義務感の強い朝活には、自分の意思がありません。
- 残業なし
- 残業代削減
- 作業効率化
会社の大義名分でリズムを変えられる、強制朝活です。
はっきり言えば、これは「朝活」ではありません。
しかし会社側からすれば、都合のいいことばかりです。
けれど、押しつけられた側は徐々に睡眠リズムが崩れます。
そして、倦怠感・過食・血糖上昇に悩まされていくのです。
つまり、義務感の強い朝活とは「自由を奪われた朝」のことなんです。
まとめ:よい朝活と悪い朝活の違いと次回の予告
朝活には、本来「自分を整える力」があります。
- 脳をリセットする
- 体を温めてほぐす
- 静かに創作を進める
心にも良い朝活は、心の安定にもつながります。
しかし、朝活はやり方を間違えると話は一変します。
- ただの早起き
- 体内時計が狂わされる
- 強制的な朝活
どれも、心を壊す朝活です。
どれも共通しているのは、自分の意思がなくなっていること。
その代表格が「義務感の強い朝活」でした。
朝の時間は、本来「自分を整えるためのもの」
なのに、ボクは10年前から朝にと唱える時間を会社に奪われていった。
そして2017年のある日。
今まで、通常より1時間早いだけでもハードだったのが更に酷くなるのです。
さらに、酷くなった鬼シフトはどのような影響を与えたのか?
それは次回の講釈で。








