
また懐かしいものを見ていますね。
アクマイザー3
この時代って、ヒーローって玉砕が定番だったんですかね。今とだいぶ違いますね。
確かに、この1975年前後のヒーローは玉砕が多いですね。しかし、時代と共に玉砕は減っていったんですよ。
ヒーローの末路も時代と共に変わるんですね。詳しく知りたいな。
それでは、返還の激しかった70~80年代のヒーローの末路を見ていきましょう。
- 70年代のヒーローは二択だった
- 二択を覆した宇宙戦艦ヤマト
- ガンダムが作ったヒーローの新しい末路
この記事を読めば、大人の事情でヒーローの末路が変わっていったのがわかります。
この記事を書いている人=管理人

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70年代のヒーローは二択しかなかった
70年代の特撮ヒーローには、旅立ちか玉砕の二択しかなかったんですよ。
そう言われると、キョーダインもアクマイザー3も玉砕ですね。じゃあ、旅立ちって?
仮面ライダーや帰りマン以降は、旅立ちパターンですね。当時の旅立ちは一種の儀式みたいなものだったんです。
- 使命を終える
- 人間世界には戻れない
- 次のヒーローが控えてる
当時は正体がバレると、戻れないのが主流だったんです。ただし、それはシリーズが続く合図だったんです。
じゃあ、シリーズが続かないヒーローが玉砕していったと。それじゃあ、シリーズ化の目安なんてあったんですか?
目安というよりも、当たれば枠確定。つまり、ヒーローは変わっても枠は残るのが70年代だったんです。
つまり、当たれば枠で作れるけど、当たらなければ玉砕。わかりやすいですね。
この流れは、特撮だけでなくアニメでも謙虚だったんです。一番、わかりやすいのはこのシリーズかと。
タイムボカンシリーズ
ただし、枠争いのための二択も『ヤマト』の出現を機に変わっていくのです。
二択を覆した宇宙戦艦ヤマトの存在
ヤマトって、ガンダムより前に流行った作品ですよね?だから、何がすごいのかわからないんです。
ヤマトがすごかった理由は幾つかあるんです。どれも、当時としては先鋭的な理由だったんです。
- 一話完結ではない
- 話が重い
- メカが主役じゃない
ヤマト最大の功労は、大人の目をアニメに向けさせたことなんです。ただし、当時はビデオなんて高嶺の花。
だから、再放送や総集編みたいな映画が出来たわけですね。しかし、当時ってまだ偏見があったのでは?
しかし、その偏見も映画が増えていくごとに変わったんです。当時、芸能人が主題歌を歌うのはヤマトが最初でした。
沢田研二さんが主題歌歌ってましたね。こうやって見ると、ヤマトは色々なものを覆しているんですね。
そして、ヤマトはそれまで2択だった末路までも崩したんです。それが沖田艦長の復活です。
沖田艦長は、ヤマトの本放送時にその生涯を追えます。
その後に作られた「さらば宇宙戦艦ヤマト」では故人として物語が進みます。
しかし、故人になっても沖田艦長の人気は衰えず。
そこで、「宇宙戦艦ヤマト~新たなる旅立ち」ではまさかの復活劇。
ここで出てきたのが「冷凍睡眠状態で生存していた」という後つけ設定。
当時は沖田艦長の復活を認めない声もあったのも事実。
とは言え、この手法は旅立ちと玉砕しかなかった末路に、
「大人の事情で殺さない」という新たな選択肢を与えたのでした。
しかし、宇宙戦艦ヤマトで沖田艦長が死んだのは当時は完結したものだったからなんですよね?
そうなんです。そこで、ヤマト以降の作品ではヒーローの末路が更に慎重なものになったのです。
ガンダムが作った新しいヒーローの末路
機動戦士ガンダムの監督の富野由悠季さんは、「殺しの富野」と言われるほど破壊的な結末が多いんです。
確かに、ファーストガンダムもガンダムは破壊されて終わりますよね。確か、ガンダムも打ち切りだったような?
ガンダムもヤマト同様に、打ち切りになりました。しかし、ヤマトの時とは違う兆候がありました。
機動戦士ガンダムも宇宙戦艦ヤマト同様に打ち切りで終了しています。
しかし、ヤマトの時と決定的な違いがありました。
それが、専門誌の存在でした。
大人向けアニメを求める層からガンダムは当時から注目されていました。
その証拠に、名古屋テレビには放送終了後の80年に再放送をしています。
本放送では、ガンダムは破壊されます。
しかし、登場人物が生き残るのには別の理由があったのです。
それは、人気がありそうだから生き残らせたってわけではないんですよね?
制作側は設定を余白として残しておけば、いつでも続編が作れると踏んだんです。MSVは正に典型です。
つまり、ガンダム以降は、物語は終わるけど設定としては一区切りという選択肢が出たってことですね。
まとめ:特撮・アニメのヒーローの末路変換史
この記事では以下のことを深掘りしました。
- 70年代のヒーローは枠ありき
- 復活という手法を作った宇宙戦艦ヤマト
- ガンダムが作った余白と言う世界観
管理人より
特撮が乱立していた70年代。
制作会社は、枠を取るために新たなヒーローを出し続けてきました。
その名残は、戦隊シリーズや仮面ライダーに受け継がれてきました。
しかし、令和に入ると一年を通して放送されるのは特撮以外はレアケースになってきました。
そして現在は、鬼滅の刃や薬屋のひとりごとのように無理に続けないで人気を引っ張る形が主流になってきました。
そういう点で考えるとガンダムが作った余白と言う手法は、秀逸だったのかもしれませんね。







