療養生活攻略マニュアル 余命5年宣告からの生還編

適応障害~糖尿病を発症。余命5年の宣告を突きつけられた男の闘病記録です

薬の副作用が悪魔の薬を呼んだ【心療内科】【副作用】【診断書】

薬の副作用が悪魔の薬を呼んだ【心療内科】【副作用】【診断書】

 

心療内科の初診は決まりましたが、保護者同伴で行くことになりました。

 

ここまでの時系列を知りたい人は、コチラの記事を先に読んでくださいね。

unclehana.com

 

脂肪肝 糖尿病 適応障害 メンタルヘルス

 

  初診前の大仕事=カミングアウト

この欠勤は休職になる可能性が高い。 だからこそ、親には言いづらい

 

ボクが会社を飛び出してから、2週間。
ようやく、診療内科の初診の日となった。

 

ただし、その前に、とてもめんどくさいお仕事が待っていた。


そう、カミングアウトだ。

 

ボクは親に内緒で会社を休んでいるという事実を言えずにいた。

 

しかも、この欠勤は休職になる可能性が高い。
だからこそ、なおさら親には言いづらい。


しかも、親はボクがこの仕事を一生続けるものだと思っている。

 

とても気が重かったが、話してみたら意外にもあっさりとした反応だった。


ただし、初診の日に親と顔を合わせたとき、チクリとやられた。

 

「治ったら、どうするの?」

 

メンタルを壊したら、治るあてもわからない。

次とか言われても、どうしようもない。


それが、あのときの正直な気持ちだった。

 

参考までに、メンタルを壊した時に言われたら嫌な言葉はまだある。

 

無意識に出る言葉もあるので、この記事で参考にして欲しい。

unclehana.com

 

ボクの想像を超えた医師の一言

心療内科の診察って こんななのか…。 返す言葉がなかった。

 

診察の前に、保護者同伴でカウンセリングがあった。
のカウンセリングは時間にして30分ほど。

 

しかしカウンセリングの料金がなかなか高額。

会計のとき、あまりの金額にビックリしたボクだった。

 

そして、いよいよ診察になるのだけど、何を話していいか分からない。


だから僕は、あらかじめこれまでの経緯をまとめて持ち込んでいた。

 

「初診はうまく喋れないから、メモを持っていくといい」

 

どこかのYouTubeで、こんなアドバイスを聞いたからだ。


www.youtube.com

 

しかし──その手紙を読んだ医師の一言に、あっけにとられた。

 

「さかな、たべてるか?」

 

はい?

 

今までの苦労は一体なんだったんだ?


普通なら、ボクの手紙を見て「よく頑張りましたね」と言うものだと思っていた。
(そして、ボクは泣く)

 

ところが、あまりにも想像と違いすぎた。

ボクは、返す言葉がなかった。

 

ただ、薬の話になったときだった。

 

親が医師に「昔、睡眠薬を飲んでいた」と話していた。

 

どうりで、カミングアウトのときあっさりしていたわけだ…。

 

深夜のラジオ体操が悪魔を呼ぶ


www.youtube.com

 

想像以上に拍子抜けした診療内科の初診だったが、それでもちゃんと診断してくれた。


もちろん、休養2ヶ月の診断書ももらえた。

 

診断書によって、今後はハラハラドキドキせずに休むことができるようになった。

 

ただし、まだ症状は緩和していない。

だから、車の運転は「10分まで」との指示が出た。

(ちなみに、通勤には30分かかる)

 

そこで会社に電話をして事情を説明し、診断書を郵送することにしました。

 

診断名は「不安・抑うつ障害

 


そして、薬はマイスリーリフレックスを処方された。


マイスリー睡眠薬

リフレックス精神安定剤だ。

ところが、このリフレックスが体に合わなかった。

 

寝ている最中で体の内側がムズムズと痒くなるんです。


30分ほどで治まるのだが、飛び起きて

ラジオ体操をしないと収まらないほどのつらさだった。

 

薬の副作用だろうと思ったが、もちろん初めての体験だった。


そこで、担当の先生がいる曜日の朝に電話をかけて相談した。

すると先生が慌てて電話に出てきた。

 

「一人でいいので、もう一度来てください」

 

病院までは車で10分ほど。

ギリギリ許容範囲だ。


診察してもらった結果、アカシジアという症状だと診断された。


www.youtube.com


脳の神経に働く薬では、たまに出る副作用なのだという。

リフレックスも脳の神経に働くくすりだ)

 

稀に出る副作用でも、出てしまった以上は薬を変えなければならない。


そこで新しく処方されたのが、リボトリールだった。

unclehana.com

 

睡眠薬はそのままマイスリーを服用することになった。


ただ、当時はリボトリールが“悪魔の薬”と噂されるものだとは知らなかった。

 

しかし1ヶ月後には、その意味を嫌でも理解することになる。

 

まとめ:コレが人生の分岐点だったのかも


www.youtube.com

 

カミングアウトをして、親に嫌味も言われた。
しかし、診断書を手にしてボクは安心した。

 

これで堂々と休める。

 

しかし、その安堵も深夜のラジオ体操であっけなく崩れた。
再度、診察してもらったら「副作用」とあっさり言われた。


当時のボクは、かゆみから解放される方を選んだ。

 

けれど、かゆみから解放されるために、悪魔の薬と噂されるモノにに手を出してしまったのです。

 

ボクが実際に体験した「悪魔の顔」については、次回の講釈で。

 

タイトル下
html { scroll-behavior: smooth; } トップへ戻る TOP