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ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」からパレスチナが見える?

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ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」からパレスチナが見える?

 

 

 


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こんにちは、あんくるはなです。

 

今回は、

 

ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」からパレスチナが見える?

 

と言う事についてお話したいと思います。

 

「ノンマルトの使者」から現代も続くパレスチナ問題が見えてくるってどういう事ですか?

「ノンマルトの使者」は、現在の国際情勢にも当てはまる部分が結構あるんですよ。今回はそんなお話です。

 

こんな事がわかります
  1. 「ノンマルトの使者」の映像とあらすじとは?
  2. 「ノンマルトの使者」から見えてくる現代の問題とは?
  3. 「ノンマルトの使者」からパレスチナ問題が見える理由
  4. パレスチナ問題を解りやすく解説
 

この記事を書いてる人 

f:id:hanashill:20211011144646p:plain

 

「ノンマルトの使者」の現代的解釈

この記事は、従来の

ウルトラファンからしたら

邪道かもしれません。

ウルトラセブン第42話では

「地球は地球人のもの」

「海底も地球人のもの」

と言った問題が描かれてました。

これは、ジャイアン

スネ夫のものはおれのもの。

オレのモノはオレのモノ」

に近いニュアンスです。

ただし、そこはダンが

セブンに変身するまでの事を

言ってるまでの事です。

今回は、ここから先の

「ノンマルトの使者」から

見えてくるもの。

そして、「ノンマルトの使者」を

現代に置き換えると見えてくる

悲しい事実に対して解説します。

この記事を読めば、

日本人には馴染みの薄い

パレスチナ問題が

「ノンマルトの使者」から

見えてきます。

なるべく解りやすく解説しますので

最後までお付き合いくださいませ。

 

   

 

「ノンマルトの使者」の映像とあらすじとは? 

ウルトラセブン第42話「ノンマルトの使者」はこちらでフル視聴できます

www.dailymotion.com

 

「ノンマルトの使者」のあらすじと、

 

当時訴えてたものに関して

 

まとめた記事があります。

 

この先は、「ノンマルトの使者」を

 

視聴するかあらすじを見ないと

 

理解が難しいはずです。

 

なので、リンクの記事を読んでから、

 

この記事を読み進めてください。

 

「ノンマルトの使者」が

 

どういう話かわかる人は

 

飛ばしてもらっても構いません。

unclehana.com

 

「ノンマルトの使者」から見える別の問題 

ノンマルトの使者のテーマ

 

「ノンマルトの使者」は

 

当たり前が当たり前ではない事を

 

訴えてます。

 

それは、具体的にこの様なものです。

  • 地球は、本当に地球人のものだったのだろうか?
  • もしかして、略奪してうばったものなのではないか?

事実、この「ノンマルトの使者」では

 

次の事が描かれます。

「ノンマルトの使者」で描かれる事
  1. 地球人はかってノンマルトと呼ばれていた
  2. ノンマルト=先住民は海底へ追いやられた
  3. ノンマルトは海底で穏やかな暮らしをしていた
  4. 地球人が海底の開発を始めた
  5. ノンマルトの暮らしを脅かす
  6. 地球人に報復をする
  7. 地球防衛軍の海底基地を爆破
  8. ノンマルトは警告を発する
  9. 言い分の分からない防衛軍は警告を無視
  10. 真市少年から人間が侵略者である事を聞く
 

当時は、

 

「沖縄は日本のもの」

 

「米兵が好き勝手していいものではない」

 

と言う世論があったのは事実。

 

「ノンマルトの使者」の脚本を担当した

 

金城氏は「沖縄問題との関連性」を否定してますが、

 

そうみられても仕方のないお話に仕上がってます。

 

しかし、ここまでは前半12分までのものです。

 

ノンマルトの使者の後半から現代が見えてくる

ノンマルトの使者からパレスチナ問題が見える?

 

「ノンマルトの使者」の後半では

 

次の様な事が描かれます。

 

ノンマルトの使者後半で描かれる事
  1. ノンマルトが怒って海底基地を爆破したと説明
  2. 警告を無視されたノンマルトは怪獣を操って攻撃を始める
 

この間に、アンヌ隊員と真市少年の間で

 

対話が行われます。

 

本編では「真市少年」が

 

ノンマルトとは明かされてません。

 

しかし、ここでは「ノンマルトの特使」

 

と考えるのが妥当でしょう。

 

しかし、「地球人代表」のアンヌ隊員はこの様に返します。 

  • 人間が人間の事を考えるのは当たり前
  • 海底は人間にとって大切な資源である

この時点で会談は決裂して、

 

ノンマルトは

 

自分達の生活を脅かすもの=人間の船を怪獣を使って襲います。

 

「ノンマルトの使者」放送当時は、

 

「沖縄問題の怒り」

 

少なからずフォーマットになってました。

 

しかし13分以降の展開からは、別の問題が見えてきます。

 

ズバリ、パレスチナ問題です。

 

しかし、パレスチナ問題は

 

日本ではとても馴染みの薄い問題です。

 

次章からは、なぜ

 

「ノンマルトの使者」からパレスチナ問題が見えるのか

 

を説明します。

   

 「ノンマルトの使者」からパレスチナが見える理由

パレスチナとは?

 

まず、多くの日本人が知らない

 

パレスチナがどういう所なのかを説明します。

 

パレスチナを少しでも解りやすく解説
  1. ヨルダンに接するのが「ヨルダン川西岸地区
  2. 地中海・エジプトに接するのが「ガザ地区
  3. 現在は「パレスチナ自治区」であり国家ではない
  4. 現在は「ヨルダン川西岸地区」が三重県と同程度
  5. ガザ地区種子島と同程度
  6. 現在もイスラエルの入植により「ガザ地区」は更に小さくなっている
 

元々、19世紀末に

 

ユダヤ人によるパレスチナの土地買占め」

 

から始まり

 

ユダヤ人による国家」を目指したのが

 

問題の発端です。

 

しかし、この後2つの国の介入により

 

パレスチナの悲劇が始まります

 

パレスチナ問題の発端を更に説明

パレスチナ問題とは?

ポイント!
  • パレスチナユダヤ人のもの!
  • ユダヤ人達は「ユダヤ人の国家建設を支持する」と言った書簡をイギリスからもらう
  • しかし、それはイギリスがトルコとの戦争資金を調達したい思惑が働いていた

ここでまとまれば、

 

現在の様に泥沼化してないのですが

 

同時に悲劇が襲います。

 

それは、ユダヤ人コミュニティと

 

隣接するアラブ民族が絡んでます。

 

イギリスが生んだもう一つの悲劇

パレスチナ問題とは?

 

ポイント!
  • イギリスは、ユダヤ人を支持する裏でアラブ人も利用しようとしていた
  • イギリスはアラブにも同様に「アラブの独立支持を約束する」と言う文書を贈る
  • 同盟国フランスと戦争終結後は「パレスチナを分割する」と言う協定を秘密裏に結ぶ

結果どうなったのか?

  • パレスチナとヨルダン:イギリス領
  • レバノンとシリア:フランス領
  • この時点でアラブとユダヤに結ばれた約束が全ての発端になっている
  • ここまでは第1次世界大戦時の話である

そして、第2次大戦後イギリスが撤退した隙にユダヤ人は強引にイスラエルを建国するのです。

 

この後は、テロ組織や

 

アラブ諸国が乱れる

 

紛争に発展していくのです。

 

最終的にこうなります

パレスチナ問題とは?



パレスチナをノンマルトの使者に置き換える

これは、現在のパレスチナの分布を見ると

 

「ノンマルトの使者」に当てはまるのが

 

理解できるはずです。

パレスチナの勢力分布図

引用元:パレスチナ子どものキャンペーン

 

つまり、アラブがノンマルトでイスラエルが地球人に当たるわけですね。

 

そうです。更に、セブンと怪獣ガイロスはこの様な位置づけになります。

 

セブンとガイロスのスタンス
  1. ウルトラセブン:列強国=イスラエル
  2. ガイロス:テロ組織・近隣諸国=アラブ諸国連合
 

そして、物語の最後に

 

ノンマルトの存在を認めたくなくて

 

ノンマルトの海底都市を爆破した

 

キリヤマ隊長の台詞が重みを増してくるのです。

 

キリヤマ隊長の台詞

ノンマルトの海底都市は

完全に粉砕した。

我々の勝利だ!

これで海底は我々のものだ。

再び海底開発の

邪魔をするものはいないだろう!

 

 

確かに、パレスチナイスラエルユダヤ人のものだって言う主張に似てますね。

 

実際、未だにパレスチナ紛争は

 

終わりを見せてません。

 

しかし、ウルトラセブン第42話

 

「ノンマルトの使者」から

 

パレスチナ問題が自分には見えたのです。

   

「ノンマルトの使者」からパレスチナが見える?:まとめ

「ノンマルトの使者」からパレスチナ問題が見える?

「ノンマルトの使者」は

 

当たり前が当たり前ではない事を

 

訴えてます。

 

それは、具体的にこの様なものです。

  • 地球は、本当に地球人のものだったのだろうか?
  • もしかして、略奪してうばったものなのではないか?

 

このテーマを、アラブがノンマルト

 

イスラエルを地球人に置き換えると

 

パレスチナ問題が見えてきます。

 

そして、ウルトラセブンと怪獣ガイロスを

 

パレスチナ問題に置き換えると

 

この様なスタンスになるのです。

 

セブンとガイロスのスタンス
  1. ウルトラセブン:列強国=イスラエル
  2. ガイロス:テロ組織・近隣諸国=アラブ諸国連合
 

まず、ウルトラシリーズの問題作を

 

勝手に新解釈してしまった事を謝ります。

 

しかし、自分にはどうしても

 

「ノンマルトの使者」から

 

現在も続く民族紛争が見えたので

 

こんな記事を書きました。

 

邪道かもしれませんが、お許しください。

 

まだあるウルトラシリーズの問題作

 

ウルトラシリーズには、

 

「ノンマルトの使者」のほかにも

 

次の様な問題作があります。

 

このブログでも取り上げた

 

ウルトラシリーズ

 

問題作のリンクを貼っておきます。

 

どんなテーマを抱えてたのか是非ご覧ください。

unclehana.com

unclehana.com

unclehana.com

 

今後も、ウルトラシリーズの問題作は

 

取り上げていきたいと思います。

 

その際に、新解釈が出来る時は

 

していきますので

 

お付き合いくださいませ。

 

そして、今回の参考文献はこちらになります。

興味がある方は是非読んでみてください。

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。

  

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それでは、また次回。

 

以上、あんくるはなでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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