スペクトルマンの放送コードに抵触する48~9話が未だにyoutubeで観れるのは、なぜですか?意図的なモノも感じるのですが…。
48~9話ともに、差別描写が著しいですよね?しかし、堂々と視聴出来ますよね?今回は、未だに視聴できる疑問にお答えしますね。
- スペクトルマン地上波禁止の第48~9話が未だに観れる3つの理由
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この記事を読めば、なぜ未だにスペクトルマン第48~9話が視聴可能なのかわかります。
特撮に興味のあるアナタは
最後までお付き合いください。
スペクトルマン地上波禁止の第48~9話が観れる理由
そもそもスペクトルマン第48~9話ってなんですか?
ストーリーを話すよりも、実際に視聴した方が早いですね。まず48話のリンクを貼りますね。
人権侵害が激しすぎる第48話
冒頭3分からの描写は当時はOKだったんですよね?当時は、発達障害って括りもなかったし。
現在でいう所の発達障害の三吉青年の悲哀が溢れてるんですが…。受験戦争が表面化したから生まれた話ですね。
そして怪獣がアウトな49話です
怪獣の名前がアウトってだけと思ったら、差別描写が出てくるんですね。しかし、なぜ視聴出来るんですか?
三吉青年が変身する描写は、ホラーなんですけど。未だに視聴出来るのは次の様な理由があるんです。
以上の理由を、順に説明しますね。
ウルトラマンじゃないから
これは、仮面ライダーじゃないから。もっと言い換えるとドラえもんじゃないからとも言えるでしょう。
スペクトルマンが、仮にウルトラシリーズの一環だったとしたらどうなるんですか?
ほぼ全話見放題な状況を許してはおかないでしょう。
なるほど!仮面ライダーも一話フルで観れるのは東映公式ってのがあるからなんですね。
簡単に観れるのは、円谷プロじゃないからです。特に、ウルトラシリーズでないから尚更なんですよ。
ピープロを風化させない為
そもそも、ピープロって何ですか?特撮の会社なのは知ってるんですけど?
今でこそ特撮は円谷プロと東映の二極になってますが、昭和時代は5強だったんですよ。
この他にも大映や日活などありました。しかし、仮面ライダー以降特撮会社は大きく方向転換を迫られるんです。
結果、仮面ライダーの登場により
宣弘社と東洋エージェンシーは
消えていきます。
仮面ライダーの登場によって、巨大ヒーローから等身大のヒーローへとトレンドが変わって行ったんです。
しかし、東洋エージェンシーと宣弘社が消えてピープロだけが東映や円谷に負けずに頑張ってたんですね。
ピープロはウルトラシリーズ全盛時は、スペクトルマンに代表される巨大ヒーロー路線だったんです。
しかし、仮面ライダー以降は安価に作れる等身大ヒーローものにシフトしていくんですよね?
等身大路線も、圧倒的資金を誇る東映には勝てず75年以降は特撮を製作してません。
でも、未だにピープロ作品が垂れ流しになってるのはどういう事なんですか?
それは、ピープロは80年末まではピープロビデオとして名前が残ってた事が起因してるんです。
スペクトルマンは、ピープロを風化させない為に垂れ流しになっている部分もあるんですよ。
参考までに当時1万円で売られてました
版権が曖昧
スペクトルマンが動画サイトでほぼ全話観れるのは、50年以上前の作品って事だけではなく版権も曖昧なんです。
今の作品管理は誰が行っているんですか?
一連のピープロの作品は庵野秀明氏のスタジオカラーによって管理されてます。
ただ、ウィキペディアを見る限りではリストにすら入ってないんですね。
しかも、スペクトルマンはフジテレビとの共同制作なんでピープロ独占にならないんです。
つまり、スタジオカラーにしてもエヴァンゲリオンと違って重要視してないって事でしょうか?
ズバリ、そこに尽きると思います。結果をまとめますね。
弱小特撮会社の悲哀が凝縮されてますね。結果、コレが答えなんですね。
スペクトルマン地上波禁止の第48~9話が観れる理由
スペクトルマン第48~9話が未だに視聴出来るのは次の様な理由がありました。
それでも、50年前の作品が未だに観れるのは感謝ですよね。そして、おおらかな時代でしたね。
今後は削除の可能性も否定できません。しかし、弱小特撮を今後も紹介するので楽しみにしてて下さいね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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それでは、また次回。
以上、あんはなでした。