仮面ライダーV3って子供の頃は、やっぱり話題の中心なんですよ。ただ、子供には「弱っちい」って見えたんですけど何故でしょう?
風見志朗役の宮内洋さんにも原因はあるのですが、それだけではないんですよ。今回は、子供にはなぜかV3が弱く見えた事を深掘りしますね。
- V3が子供達には弱く見えた3つの理由
こんな人に向けて書いてます。
この項目に一つでも当てはまるところがあれば、記事を読む価値ありです。
更に、落田さんの誕生秘話はこちらから読めます。
この記事を書いてる人
この記事を読めば、
子供の頃「なんで仮面ライダーV3」が
弱く見えたのかわかる様になります。
昭和特撮大好きの方は、
最後までお付き合いください。
V3が子供達には弱く見えた3つの理由
仮面ライダーV3が子供達に弱く見えた理由は次の3つです。
以上、順に説明していきますね。
風見志朗の出番が多くなった
確か、宮内洋さんは「風見志朗の出番を多くしろ」とは言ってましたよね?
そうですね。V3になって7割は「風見志朗」を要求してましたからね。
この「オレ様伝説」について
更に詳しくまとめた記事があります。
まずは、宮内洋さんが
風見志朗になった経緯を理解してから
本編にお戻りください。
しかし、「いいものを作りたい」一心から宮内さんは子供番組とは思えないアクションで子供達を魅了してきました。
- 寒中水泳当たり前
- 爆風で砂だらけ当たり前
- スタントなしの高い所も当たり前
サニー千葉の手ほどきを受けただけあって「大人が観ても凄いアクション」をお茶の間に届けてくれました。
体張りまくりの宮内アクションを堪能してください!
しかし、宮内さんが幾ら体を張っても5歳児には退屈なだけなんですよね。
それは、凄い納得です。当時は、仮面ライダーやウルトラマンが出ない時は漫画読んでるなんて普通でしたよね。
結果的に、宮内洋さんの
体を張りすぎたアクションは
- 子供には「どうでもいいもの」
にしか映りませんでした(残酷な意見ですが)
子供達には退屈でも、大人になって見返すと宮内洋さんのアクションはカッコいいの一言!是非、配信で再確認してください。
仮面ライダーと違う話の進行になった
この点を話す前に、前作「仮面ライダー」の物語の進行をおさらいしますね。
- ショッカーが悪さをする
- 本郷猛が調べる
- 今週の怪人とご対面(一回目の変身)
- 本郷猛は更に調べる
- 戦闘員を全滅
- 怪人とバトルして勝利
確かに、初代「仮面ライダー」のストーリーは時代劇レベルにワンパターンだったですよね。
ところが、「仮面ライダーV3」ではこんな試みが施されたんです。
- デストロンが悪さをする
- 風見志朗が暴く(一回目の変身)
- 怪人を逃がして更に調べる
- 更に調べて怪人とバトル
- バトルの最中に来週登場予定の怪人登場
- V3は2人の怪人に追いつめられる
- 危うしV3!で続く
このパターンって弱いって烙印を押された「帰ってきたウルトラマン」と同じパターンじゃないですか?
当時のスタッフは意欲作だったのかもしれませんが、最後には危機一髪で終わるヒーローは子供には「強い」とは見えませんよね。
- しかも、このスタイルが1クール以上続きます
なので、「V3=弱い」の烙印
は仕方なかった事かも知れません。
更に1970年代当時、
子供向け番組には
こんな風潮がありました。
- 悪役は毎週交代
- 幹部のみ毎週交代しなくていい
- 最初に倒すのは戦闘員
- 戦闘員が終わったら怪人と一気討ち
- 同じ怪人が翌週も出てくるのはアウト
しかし、なんでこんな回りくどい方式を採用したんですか?
それは、当時の少年誌ともタイアップした「ある設定」のせいでもあるんですよ。
「ある設定」が子供を混乱させた
こんな回りくどい物語の進め方にした「ある設定」と言うのはなんなんです?
それは、「仮面ライダーV3 26の秘密」って言うものなんですよ。先程のストーリー展開の続きを説明しますね。
- 前回までのあらすじ説明
- 仮面ライダーV3「26の秘密」の説明が入る
- 「26の秘密」の説明後に先週までの怪人を退治する
- 2体目の怪人を倒すまでに特訓する場合もあり
これでは、弱いって烙印を押されても仕方ないですよね?しかし、「V3 26の秘密」って何ですか?
例え、特訓でもV3は変身して出てくるんですが、それでも子供達を混乱させた「26の秘密」について説明しますね。
ダブルライダーは、
風見志朗を
仮面ライダーV3に改造する際に
26個の能力をV3に託しました。
「テレビマガジン」や
「テレビランド」と言った
少年誌では特集が組まれたものの、
本編では1話ずつ
「26の秘密が一つずつ明かされていく」
スタンスを採用してます。
結果、「解き明かされた秘密」
を駆使して後編で
2体の怪人を撃破する
と言う変則的なストーリーが
出来上がっていったのです。
V3 26の秘密の実例(ゲームで説明)
ある意味、前作よりわかりづらさは否めないですよね。
そうなんですよね。結果、子供達からは「1話で怪人を倒せない弱いヒーロー」にしか映らなくなってしまったんですよね。
V3が子供達には弱く見えた3つの理由:まとめ
宮内洋さんのアクションはよかったのに、こんな回りくどいストーリー展開にして結果的にどうなったんですか?
今見ると、前後編のストーリー展開は面白いのですが5歳児には難解でしたよね。なので、こんな弊害が生まれたんですよ。
- ストーリーがスローテンポになった
- V3が苦戦しすぎる
- 弱いと烙印を押される
- 視聴率が下がった
負の連鎖が続いた事によって、14話以降は1話完結や大幹部の登場とテコ入れが行われていくんです。ただし、今回はここまでです。
次回は、テコ入れ後は
名作揃いだった
仮面ライダーV3についてお話しします。
ところで、26の秘密って全部明かされたんですか?
実は、昭和の時点では全部解明はされなかったんです。しかし現在なら無料で視聴出来るんですよ。まずリンクをクリックしてください。
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ただし、ジャッカー電撃隊やキカイダーと言った「石ノ森特撮」が観たい方はまずスカパーに登録後に「東映チャンネル」を登録してくださいね。
今回は、ここまでです。
次回は「仮面ライダーV3のアクション」
についてお話します。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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それでは、また次回。
以上、あんはなでした。