ウルトラマンって子供向けの番組ですよね?中学校の授業で使われてたって本当ですか?
本当ですよ。今回、参考にした神谷和宏さんは現役の中学校の国語教師です。その神谷さんの本を基にこの記事は構成されてます。
参考文献
- 中学校の授業で使われたウルトラマンのお話とは?
この記事を書いてる人
この記事を読めば、
- ウルトラマンは決して子供向けではないと
子供にドヤ顔出来ます。
子供にドヤ顔したいお父さんは
最後までお付き合いくださいません。
尚、実際に中学校の授業で使われた「ノンマルトの使者」について別記事にて詳しく説明してます。
別記事にて「ノンマルトの使者」はどんな話なのかを
理解したら本編にお戻りください。
中学校の授業で使われたウルトラマンのエピソードとは?
私が神谷氏の著書「ウルトラマン正義の哲学」からセレクトしたお話は次の7つになります。
タイトルだけ見ても、どのウルトラマンの話なのかわからないんですけど?
昭和ウルトラマンだけでなく、平成ウルトラマンも一話だけ入ってるから仕方ありませんよ。順に説明していきますね。
侵略者を撃て:ウルトラマン第2話
このお話は知ってますよ。栄えあるバルタン星人の初登場回ですよね?
中学校の授業で使われたウルトラマン第2話はは次の様な問題を突きつけています。
i以上、3項目を別記事にて詳しく説明しています。
別記事で侵略者を撃てが抱える
深い問題を理解したら
本編にお戻りください。
⇒⇒ウルトラマン第2話が中学校の授業で使われた3つの理由を理解する
故郷は地球:ウルトラマン第23話
このエピソードは有名ですね。神谷氏も実際授業に使ったんです。このエピソードが訴えてるのは次の3つです。
- 人間は都合が悪くなると嘘をつく
- 科学の発展の裏の犠牲は隠し通す
- 科学の犠牲者は誰も助けてくれない
当時は、ジャージを被って「ジャミラごっこ」とかしてました。でも、こんな深い問題があったんですね。
科学の裏には、多数の犠牲があります。犠牲者の怨念を具現化したのがジャミラだったんですね。
以上3点を別記事に詳しくまとめてあります。別記事でジャミラの現代解釈を理解してくれたら幸いです。
理解出来たら、本編にお戻りください
⇒⇒中学校の授業で使われたジャミラのお話の現代的解釈を確認する
第四惑星の悪夢:ウルトラセブン第43話
このエピソードは、ウルトラセブンの中では宇宙人も怪獣も出てこないんですよ。
確か、出てくるのはロボット長官ですよね?でも、直接戦うわけでもないんですよね?
なので当初は、セブンの地味エピソードとして扱われてました。でも、今見るとかなり怖い話なんです。
- データを重視するとどうなる?
- AIと人間の立場が逆転すると?
- AIに支配されるとどうなる?
50年前は、ロボットが人間を選別するSFとして描かれてました。でも、現実ではAI=ロボットに置き換えたらどうなりますか?
いつ第四惑星の悪夢が来てもおかしくない世界になってますよね?
このエピソードも神谷氏は、授業で使ったそうです。そして、このエピソードと似たような話がもう一つあります。
この続きは、後日更に
深掘りをした記事を配置します。
狙われた街:ウルトラセブン第8話
この話は夕焼けの戦闘シーンやちゃぶ台対話シーン。ウルトラシリーズでも名作と言われる話の一つです。
初出のウルトラセブンでは夕焼けの対決シーンが有名なんですよね?メトロン星人は走ってるだけなんですけどね。
ただ、ここではエピソードそのものよりもメトロン星人にスポットを当てますね。実は、メトロン星人の話はセブンで終わらないんです。
つまり、狙われた街には続編があるんですか?コレは知らなかったです。
メトロン星人のお話は、なんと3部作になってるんです。しかも時代と共に、アイテムも変換してるんです。
- 煙草:ウルトラセブン
- 携帯電話:ウルトラマンマックス
- アイドルの応援グッズ:ウルトラマンギンガS
時代の返還と共に手口が変わって来てるのが印象的ですね。でも、メトロン星人はウルトラマンと戦ったんですか?
それは、別記事にまとめますね。尚、狙われた街の続編は配信で視聴可能です。
狙われた街の続編が気になった方は、
2週間の無料期間を使って
配信で視聴してみてください。
悪魔と天使の間で:帰ってきたウルトラマン第31話
このエピソードは「怪獣使いと少年」の影に隠れてますがウルトラシリーズでは問題作のひとつなんですよ。
問題作って言っても「ウルトラセブン第12話」みたいに放送禁止にはなってないんですよね?
放送禁止にはなってませんよ。ただ、令和の倫理で似たような作品を作るのは困難でしょうね。
令和の倫理ってどういう事ですか?設定に問題のある話なんですか?
怪獣プルーマを操るゼラン星人の設定がアウトなんですよ。サッと説明しますね。
- ゼラン星人は伊吹隊長の娘が連れてきた少年・輝男に化ける
- 少年はテレパシーを使って郷に宣戦布告をする
- ただし輝男は言葉が不自由な障がい児
相手が障がい児に化けてるって、圧倒的に郷秀樹の分が悪いじゃないですか!
しかも、第31話は結末も決して褒められたものではないんです。なので、もう一つの問題作なんですよ。
この続きは、後日更に
深掘りをした記事を配置します。
帰りマン第31話は現在は殆ど視聴不可ですが、コチラの配信では視聴可能です。観たい方は是非お試しください。
怪獣使いの遺産:ウルトラマンメビウス第32話
この第32話は、タイトルから察する様に怪獣使いと少年の続編となっているんですよ。
怪獣使いと少年ってウルトラシリーズの問題作と言われてるエピソードですよね?
そうですよ。神谷氏は実際授業でも「怪獣使いと少年」を使ったんですよ。
怪獣使いの遺産では、怪獣使いと少年とは全く正反対のタッチで描かれてるんです。説明しますね。
- メイツ星人・ビオは友好の為に来訪
- 心無い発砲によってビオは報復を宣言
- 傷ついたビオを癒すのは幼稚園児達
しかも、幼稚園の園長は幼少時に成長した少年・良と遭遇してるんです。ただし、少年は最初に出てくるのみですよ。
本当に、「怪獣使いと少年」とは対照的なテイストで書かれてるんですね。
しかも、神谷氏はメビウス第32話を使って大学で講義を行ったんですよ。
この続きは、後日更に深掘りをした記事を配置します。
「怪獣使いの遺産」が気になった方は、
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さらばタロウよ!ウルトラの母よ!:ウルトラマンタロウ第53話
この話は、ウルトラマンタロウの最終回ですよね?確か、最後の敵「バルキー星人」をタロウは倒してないんですよね?
そうなんですよ。そして、タロウの最終回を含む次の3つのお話にばある共通事項がある事はご存知ですか?
どれも昭和ウルトラマンの最終回ですよね?それ以外のメッセージがあるんですか?
単純に最終回ってだけではないんです。とても重要なメッセージが隠れてるんです。後日までの宿題です。
中学校の授業で使われたウルトラマンのエピソードとは?:まとめ
今回は、神谷氏の著書「ウルトラマン正義の哲学」から次の7つのお話をセレクトしました。
こうやって見ると、ウルトラシリーズって子供向けではないんですね?しかも、まだまだあるんですよね?
平成ウルトラマンにも良作はあるんです。ただ、今回は有名な昭和ウルトラマンをメインにピックアップしました。
今後は、章内の3項目を更に深掘りしていくんですよね?
そうですよ。この記事に書かれてる事は触りです。ただ、早く知りたい方は神谷氏の著書を読んでください。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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それでは、また次回。
以上、あんはなでした。