前回の記事で、「浅草キッド」の懐かしいポイントはわかりました。ところで、「浅草キッド」の舞台は60年代後半ですよね?当時の芸能事情ってどんなだったんですか?
当時の芸能事情を知ってると「浅草キッド」を更に楽しく観れます。今回は、「浅草キッド」から60~70年代の芸能事情についてお話しますね。
ここで、話題に上がった記事と言うのは
- 「浅草キッド」のアラフィフおやじのウルウルポイント
「浅草キッド」には
アラフィフおやじが
懐かしくなるポイントが満載。
興味のある方は先に
- 「ウルウルポイント」の記事を読んでから
本編に進んでください、
⇒⇒「浅草キッド」アラフィフおやじのウルウルポイントをチェックする
- 「浅草キッド」から見る60~70年代の芸能事情
こんな人に向けて書いてます。
この項目に一つでも当てはまるところがあれば、記事を読む価値ありです。
更に、落田さんの誕生秘話はこちらから読めます。
この記事を書いてる人
ネトフリ独占配信の
「浅草キッド」は
一世を風靡した 「ツービート」の
全盛期を知ってる
リアタイ昭和世代にとっては
「懐かしい」が
真っ先に来ます。
しかし、それ以上に
「浅草キッド」では
アラフィフおやじの
知らない60~70年代の
芸能事情を
知る事が出来ます。
今でこそ
「芸人はテレビに出てナンボ」です。
しかしこの当時は、
テレビを嫌う芸人も
少なくありませんでした。
「浅草キッド」の
もう一人の主役
そんな一人でした。
千三郎は
「芸は舞台でこそ磨かれるもの」
と信じてた芸人の一人でした。
そこで今回は、浅草キッドの
もう一人の主役
「深見千三郎」がいた
60~70年代の日本の芸能事情
についてお話しします。
この記事を読めば、
- 60~70年代前半の芸能事情がわかります
なので、最後までお付き合いくださいませ。
「浅草キッド」からみる60~70年代前半の芸能事情
私の小さい頃が、漫才ブームでした。だから、1960年代の芸能界事情って凄い興味があります。
なかなかお目に掛かれないですからね。だから、60年代の芸能事情を知る上でも「浅草キッド」は貴重なんですよね。
しかし、1960年代は深見千三郎の様に「テレビを嫌う芸人」が少なくなかったのはなぜですか?
表向きは「コール&レスポンス」がわからないってありますが、実際は当時の芸能事情が闇すぎたんですよ。
- テレビは生放送が当たり前
- 芸能界はナベプロ一強時代
- 同時に反社が普通だった
では、1960年代の芸能事情について順に説明しますね。
テレビは生放送が当たり前
今では、考えられないのですが生放送が当たり前ってどういう事ですか?
当時はドラマ以外ではビデオ(当然チープ)は使われなかったんですよ。まとめるとこの様になります。
- VTR撮影をするのはドラマのみ
- バラエティーは全て生放送
- 当然、NGも許されない
- 60年代のテレビカメラには録画機能はなかった
芸人の主戦場はバラエティーですよね?凄い厳しい環境ですね。失敗も許されないなんて。
しかも、テレビには抵抗がある芸人さんも多かったんですよ。次章で当時の人気芸人を説明しますね。
芸能界はナベプロ一強時代
60年代の芸能界は、
- 「ナベプロ=渡辺プロ一強時代」でした
1960年代の「ナベプロ」の
看板コメディアンはこの人でした。
植木等さん
60年代のナベプロは、植木等さんがいたクレージーキャッツとドリフターズと言った面々を抱えてたんですよ。ただ、彼等は生粋の芸人ではないんですよ。
どちらも元々はミュージシャンですよね。ドリフターズのいかりや長介さんは、晩年「ベーシストいかりや」の顔を披露してますよね?
90年代のキリンラガーCMより
しかし、ナベプロに入れば当然コミックバンド上がりの彼等より後輩扱いになりますよね?それは辛いですね。
芸にプライドを持ってる芸人が、ミュージシャン風情に後輩扱いされたら…。当然、プライドが許しませんよね?
更に、当時の芸能界を牛耳ってたのは
「ナベプロ」だけではありませんでした。
芸能界に反社が普通だった
しかも、当時は「反社のボス」がレコーディングに立ち会う事も普通の事だったんですよ。
なので今聞くと「任侠な歌」が
流行るのは普通の事でした。
故:村田英雄さんの「人生劇場」はその好例でしょう。歌詞を観れば、「任侠感」を納得します。聴いてみてください。
村田英雄:人生劇場
60年代の芸能界は反社と切っても切れない関係でした。だから、「テレビを嫌がる芸人」も少なくなかったんです。
「浅草キッド」からみる60~70年代前半の芸能事情:まとめ
まとめとして、説明の為に「浅草キッド」の予告編の映像を使いますね。
予告編を見てもらえるとわかると思いますが、深見千三郎が芸能界に馴染めたと思いますか?
大泉洋さん演じる深見千三郎は、当時の芸人だけあってプライド高いからドリフターズの下につくのは抵抗あったでしょうね?
風貌が明らかに堅気に見えませんからねw しかも当時の芸人さんは、深見千三郎の様な人は少なくなかったんですよ。
クレージーキャッツやドリフターズとは芸風も違いますよね?当時からしたら、即興性の強い漫才やコントは異質だったのかもしれませんね。
今回は、ここまでです。次回は、たけしさんがブレイクした頃の芸能界の変化についてお話しますね。
ネトフリを契約したから早速「浅草キッド」を観てみます。ただ、ネトフリって本当にオリジナルコンテンツを観まくると魅力が半減しますね。
そうなんですよ。そこがネトフリの弱点ですよね。後は、すぐに値上げするし。
無敵のネトフリの大きな問題点
ネトフリには一つだけ大きな弱点があります。
- オリジナルコンテンツ以外は他の配信と遜色がないのです
実際、 次に挙げる作品は
ネトフリでは視聴出来ません。
- 仮面ライダー
- 8時だよ!全員集合!
- ハコヅメ
ネトフリはオリジナルコンテンツを見尽くすと、他のVODより見劣りするんですよ。
つまり、オリジナルコンテンツを見尽くした時が解約に絶好のタイミングなんですね。
そうですよ。なので、次の3点に当てはまるかチェックしてみてください。
- ネトフリオリジナルコンテンツを見尽くした
- ネトフリより日本の過去ドラマが観たい
- ネトフリにないアニメや特撮を子供に見せてあげたい
以上に、当てはまる方は
リンクをクリックしてください。
アナタにピッタリの「次のVOD」が見つかりますよ。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
為になったと思った方、フォローお願いします。
ブログランキング参加してます。
よろしければこちらもクリックお願いします。