
この記事は、「半年で20キロ体重が揺れた裏で何が起きていたのか?」のつづきになります。
ここまでの時系列をを遡りたい場合、以下の記事をクリックしてくださいね。
(第4章 この続きはコチラ)
さらに遡りたいあなたはコチラの記事からどうぞ(第4章 最初からはコチラ)
- 副業の沼にハマるとどうなる?
- 稼ぐほど太った理由
- 副業のサンクコストとは?

- あの時から、すでに副業の沼にはまっていた。
- 稼ぐほど太った…どうして?
- いつの間にか副業のサンクコストにハマっていった
- まとめ:あなたの副業はどちら側に立っている?
- あなたは今、どちら側に立っている?
- 第5章の予告
あの時から、すでに副業の沼にはまっていた。

ジムに再入会して、散歩も続けていた。
このまま頑張れば、さらに体重は落ちるはず。
あの頃のボクは、そう信じて疑わなかった。
なのに、体重はもう落ちなくなった。
「運動に慣れただけ」
「停滞期に入ったんだけ」
勝手に、そんな解釈をしていた。
でも、本当におかしいのはここからだった。
いつの間にか、ボクの生活は、プロテインが中心 なっていた。
稼ぐほど太った…どうして?

この頃から、プロテインを飲む回数が増えた。
理由はひとつ。
せどりのきっかけは、自分の体験を記事にしていた時だ。
ボクは「プロテインで痩せた」と信じて記事を量産していた(一部を紹介)
「もしかして、ボクでも出来るかも」
そんな軽い気持ちで挑戦したけど、そこはアフィリエイト。
思うように成約なんて取れない。
しかし当時は、プロテインもメーカーによっては安価だった。
今でもそうだけど、ネットで人気のプロテインの多くは、
薬局にも、ドン・キホーテにも置いていない。
さらに公式サイトには、
-
セール期間
-
まとめ買い割引
-
初回クーポン
といった Amazonで買うより安価で買える条件 がそろっていた。
「だったら、自分で買って売った方が儲かる。」
こうしてボクは、フリマサイトでの転売を始めた。
当時は、配送料も手数料もプロテイン本体も安かった。
だから、うまくやれば 十分な利益 が出た。
同時進行でプロテインのレビュー記事も沢山書いていた(ほんの一部紹介)
気がつけば「味見」という名目で、
ボクは1日3回もプロテインを飲んでいた。
しかし、プロテインはあくまでも健康食品。
決して、痩せる魔法の粉ではない。
- プロテイン自体のカロリーは120Kcalほど
- 3回飲めば360Kcalで流動食扱い
- 流動食だから満腹にはならない
- 甘味料の刺激は食慾を増強する
- 結果、一食置き換えでは済まなくなる
けれどボクは、
「タンパク質は筋肉になるから太らない」
と都合よく解釈していた。
タンパク質過剰は脂肪に変わる。
当時のボクは、この事実をまったく知らなかった。
その結果――
体重は確実にゆっくりとリバウンドしていった。
ところが体重の増加とは反比例するように、
せどりの収益だけは順調に増えていった。
「もう少し頑張ればもっと稼げる」
そう信じたボクは、どんどん 副業の沼 に沈んでいった。
リバウンドと反比例するかのように、手に入ったのは “収益” ではなかった。
抜け出せない“沼”だった。
いつの間にか副業のサンクコストにハマっていった

傷病手当金の期限が近づくにつれ、
しかも、当時始まったばかりのウクライナ情勢の影響で、
プロテインの値段も安定しない。
儲けは、段々と減っていく一方。
そんな時に本格的に始めたのが、 Kindle出版 だった。
Kindle出版は、ボクにはとても都合のいい世界だったのです。
- ネットの向こうに人の存在が見えた
- 作家はみんな仲間(今は違うけど)
- お互いが励まし合う環境が出来ていた
さらに、当時(2022年頃)は突出稼いでいる人は少数。
作家同士が横並びしているような温度感があった。
その雰囲気は、孤独に副業をしていたボクが見たことのない世界だった。
そして、オプチャでお互いの作品を共有する
ゆるい空気”が存在していた。
ボク自身、仲間からの反応や言葉が嬉しかった。
そして、いつの間にか
Kindle出版に深くのめり込んでいった。
しかし、この“居心地の良さ”が、 副業のサンクコスト効果 を生んだ。
あなたは副業のサンクコストにハマってないかチェックしてみましょう
- もう少しで完成と思うから辞められない
- 来月こそ売れると思っている
- このまま家で稼げたら幸せ
- 副業を通して仲間が増えた
- 知り合った仲間と離れたくない
ちなみに、 ボクはこのリストが全部当てはまった時期があった。
特に、副業でやっていることは「やりたいこと」
だから、やりたいことで生活出来たら…?
誰でも一度は思い描く甘い幻想が、ボクの心にも染み込んでいった。
当時のボクは、本来なら社会復帰の準備を始めなければいけなかった。
しかし社会復帰をすれば、Kindle出版のペースは必然的に落ちる。
同時に、せっかく出来た仲間との交流も薄まっていく。
ボクは、それが嫌だった。
だから気づかないうちに、
「社会復帰できる仕事」ではなく
「副業を軸に生活できる働き方」
ばかりを探すようになっていった。
気がつけば副業の世界に大ハマり。
外の世界との距離はさらに遠ざかっていった。
けれど、現実と向き合う時は
確実に背中合わせになっていった。
まとめ:あなたの副業はどちら側に立っている?

副業って、進んでるつもりで沈んでいることがある。
「もう少しで売れそう」
「あと少しで結果が出る」
そう思った瞬間から、殆どの人は止まれなくなる。
稼ぐが前面に出た時から、時間もお金も消えていく。
そして、外の世界以上に「副業の世界が大事」になっていく。
しかしだよ。
副業の沼に沈むのは、才能がないからじゃない。
見たくない現実を先送りにした時だけだ。
副業は道具。
あくまでも、人生を良くするためのツール。
だから、副業が主役になると稼ぐことが人生の中心になってしまう。
沼に沈むか、使いこなすか。
その分岐は、いつも静かに、あなたの前にある。
あなたは今、どちら側に立っている?
第5章の予告
副業にハマるにつれて、ボクの「適応障害」はだいぶ快方に向かっていった。
しかしその裏で、身体の異変は静かに進んでいた。
そして、処方される薬の量も依然として変わらなかった。
第5章では、この中でも最も大きな壁だった
「リボトリールの減薬」についてお話しします。















































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